400年の歴史を持つクラシック音楽~時代ごとに曲のタイプは異なります

あなたの好みはどれ?

クラシックには楽器の組み合わせてによって、交響曲、協奏曲、交響詩、ソナタ、室内楽、オペラ、宗教曲など、いろいろな編成がありますが、時代によって曲のタイプもバロック、古典派、ロマン派などさまざまなものがあります。

上品なもの、ロマンチックなもの、新しい響きを追求したものなどなど。あなたはどの時代の曲、作曲家が好みでしょうか?

バロック
17世紀はじめから18世紀初めまでの時期を指します。代表的な作曲家はバロック様式を集大成しクラシック音楽の礎を築いたバッハを筆頭に、ヴィバルディ、シュッツ、ヘンデル、パーセルなど。

それまでは教会に属していた音楽は、独立して貴族向けに宮廷で演奏されるようになり、そのスタイルも大きく変化しました。端正で上品なつくりの曲が多いのが特徴で、イタリアにおけるオペラや器楽ソナタが誕生したのもこの頃で、その後のクラシック音楽の道筋をつけた時代ともいえます。

古典派
上記のバロックと下のロマン派の中間部にあたり、歴史的にはフランス革命をはじめとする市民革命の勃興期で、貴族社会から市民社会への転換期にあたります。今日の「クラシック音楽」と呼ばれる形式が整えられた時代です。
代表的な作曲家は、音楽の都ウィーンが活躍の舞台となったハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンが有名です。内容と形式の調和と均衡を大事にするのが特徴で、主に宮廷や上流階級向けに作られていたため、高級感が漂う曲が多くなっています。

ロマン派
フランク革命の後に勃興した裕福な市民階級のためのロマンティシズムの音楽で、19世紀にドイツ・オーストリアを中心に発展しました。代表的な作曲家はショパン、リスト、ベルリオーズ、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーンなど。
ロマン派の音楽では主観性が重視されるので、個性が強調されます。感情をあらわにしたドラマティックな表現が好まれます。

オーケストラのクラシック

オーケストラは、管楽器、弦楽器、打楽器などさまざまな楽器が登場する分、弱音からダイナミックなクライマックスまで、音楽の多様な表現が可能です。オーケストラで演奏される曲には次のようなものがあります。

交響曲(シンフォニー)
普通は4つの楽章から構成されており、曲の長さは20~30分ものから、1時間以上の曲のものまでさまざまです。本来は純粋な器楽曲を指しますが、合唱や独唱がつくこともあります。

協奏曲(コンツェルト)
ピアノやヴァイオリンなどの独奏楽器とオーケストラが共演する音楽です。独創が機の演奏部分は、テクニックを聴かせるために作られていることが多いです。普通は3つの楽章で構成されています。

交響詩
リストが創始されたといわれており、詩や物語の世界をオーケストラで描き出します。1つの楽章でできており、10~20分ものが多いですが、なかには40分を越える大曲もあります。

小編成のクラシック

小編成の曲には、少人数で演奏されるからこその独特の緊張感があります。しみじみとした感動や繊細な響きを楽しむにはピッタリでしょう。独奏曲から、楽器の組み合わせが決まっているものまで、スタイルも色々です。

ソナタ
ピアノ独奏や、ヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタなどのピアノ伴奏の独奏楽器の作品があります。普通は3つの楽章でできており、第1楽章がソナタ形式で書かれていることが多いので、このような名前が付けられました。

室内楽
2~7、8人ほどの小編成の音楽です。人気が高いのは管弦四重奏(第1・2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)で、多くの作曲家がこの形態で作曲しています。ほかにもピアノ三重奏(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ)、クラリネット五重奏(管弦四重奏、クラリネット)など、楽器の組み合わせは色々あります。

歌もののクラシック

クラシックには器楽曲だけではなく、歌がメインとなるものもあります。器楽曲では分かりにくい曲が持つ意味も、歌詞のおかげで分かりやすくなります。

オペラ
オーケストラの伴奏つきの歌芝居です。歌手が歌って物語の役を演じ、オーケストラは舞台下、客席の前に設置された「オーケストラ・ピット」というところに入って伴奏します。舞台装置や衣装など、音楽以外の要素も楽しめます。

オラトリオ
オペラと同じような歌を伴った芝居ですが、題材は宗教的なものが多くなっています。バロック時代には盛んに作られていました。

宗教曲
キリスト教の典礼文などを歌詞にした音楽です。合唱とオーケストラの伴奏で演奏されることが多いです。教会での典礼に用いられる「ミサ曲」、使者のためのミサ曲として演奏される「レクイエム」、キリストの受難を歌う「受難曲」などがあります。

現存している日本最古のオーケストラ東京フィルハーモニー交響楽団の公式サイトです。ビートルズ、ローリングストーンズと共に英国3大バンドと称され、最強のライヴ・バンドとしての名高いザ・フーのドキュメンタリー「アメイジング・ジャーニー」を紹介しています。